しいたけで始める腸活!うま味成分をプラスして無理なく続けよう。

「腸活」という言葉をご存知でしょうか?

腸活とは、腸内環境を整えることにより、免疫力や代謝機能を高め、健康的な身体作りを目指す活動のことです。発酵食品を普段の食事に取り入れたり、生野菜などから食物繊維を取り入れるなど、腸を元気にするために食生活を見直します。

菌が豊富な発酵食品や、食物繊維が豊富な野菜が注目されがちな菌活ですが、きのこ類も腸活にオススメの食べ物なんです。なかでもしいたけは、肉厚で食べ応えがあり、メニューの幅も広く毎日の食生活に取り入れやすい腸活にぴったりの食材です。

この記事では、しいたけで始める腸活のポイントをお伝えします。

 

腸活のポイントは?

私達の腸の中には様々な菌がいます。それらの菌は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌に分類されます。様々な菌が共存する様をお花畑になぞらえ「腸内フローラ」と呼ばれています。

腸活では、この腸内フローラを良好なバランスに保つ事が重要です。健康な身体では、悪玉菌に比べ善玉菌が優勢な状態になっています。その状態に持っていくために必要な栄養素が、食物繊維なのです。

食物繊維には大きく2つの種類があります。「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」です。

水溶性食物繊維は、海藻などに多く含まれて粘性があります。善玉菌のエサになります。

一方で、腸内環境を良くするためには定期的に大掃除をすることも必要です。不溶性食物繊維は、便通を良くしブルドーザーのように腸内を掃除をしてくれます。

しいたけには、これらの食物繊維が多く含まれています。次の章ではしいたけで腸活を始めるメリットを見ていきましょう。

 

しいたけで腸活を始めるメリット

 しいたけで腸活を始めるメリットをまとめていきます。

 

①しいたけは食物繊維を豊富に含む

しいたけは、意外にも食物繊維が豊富です。特に不溶性食物繊維はキャベツと比べても多いのです。

『しいたけに含まれる食物繊維(生100gあたり)』

  • 不溶性食物繊維:4.1g

『参考:キャベツに含まれる食物繊維(生100gあたり)』

  • 不溶性食物繊維:1.4g
※(参考資料)日本食品標準成分表2020年版(八訂)、文部科学省

しいたけを食べることで、腸が掃除されきれいな状態を保つことができます。

 

②料理をもっと美味しくするうま味成分

身体に良いものが美味しいものとは限りません。腸活を始めたら、食べ物に気を使わなければならず、味気ない食生活を送ることになるのでは、と考えている人もいるかもしれませんね。

しいたけには、三大うま味成分の1つ「グアニル酸」が含まれており、料理に取り入れる事で、食物繊維とともにうま味をプラスする事ができます。

うま味成分は掛け合わせることで何倍にも美味しくなると言われています。同じく食物繊維が豊富な昆布のうま味成分「グルタミン酸」と掛け合わせてみましょう。美味しい上に腸にも優しい、理想的な腸活を実現できます。

 

③免疫機能を活性化するβグルカン

腸には免疫機能の大部分が集約されています。人の内臓は食べ物の通り道であり、常に外部からの危険にさらされています。

病原菌の多くは胃酸によって死滅しますが、それでも除外しきれないものは腸で対応するしかありません。

”腸には免疫系細胞の約7割が、特に大腸粘膜に集まっている” (出典元:こころとからだの免疫学ー腸内細菌の働きを中心にー、藤田紘一郎)

しいたけに含まれるβグルカンはこの免疫細胞を活性化させる効果があるとされています(参考元:腸管から吸収されたβ-グルカンの分解と腸管免疫系への作用, 科学研究費助成事業 研究成果報告書)。花粉症などのアレルギーにも効果があると言われているんです。

 

まとめ

しいたけで腸活を始めるメリットは次の3つです。

  •  腸をきれいにする食物繊維が多い
  •  うま味成分があって、美味しく無理なく続けられる
  •  βグルカンにより腸内の免疫細胞も活性化

しいたけを普段の食事に自然に取り入れることができるレシピもご紹介していきたいと思います。

日々しいたけを食べて、健康な腸・健康な身体を手に入れましょう。