生しいたけに限らず、きのこは必ず洗って加熱しましょう
世の中で椎茸は洗う派・洗わない派の議論があるのですが、そもそも椎茸に限らず、きのこ=菌類は、洗浄・加熱は必須とお考えください。
なぜ きのこを水洗いするのか
私達の椎茸は原木を使って山の中で育てる、露地栽培という昔ながらの方法、かつ無農薬で栽培しています。なので、土埃やゴミや小さな虫がつくことがありますので、必ず軽く水洗いをするようにしてください。
もしも細かな虫なども綺麗に取り除きたい!という場合は、塩分濃度3~5%ほどの塩水に1~3分ほど生椎茸を漬け込んでおくことで、細かい場所に入った虫なども取り除くことができます。
え!きのこに虫がついてることなんてあるの?!
という方もいるかもしれません。けれど、キャベツなどの野菜も同じで無農薬栽培はどうしても虫リスクからは避けられないのです。
なお、菌床栽培やハウス栽培であれば自然に直接触れない分、リスクは多少下がるのですが、それでもゼロにはならないので、気になる方は塩水漬けまで行われることをオススメします。
きのこは必ず火を通す
「マッシュルームは生で食べられますよね。だから椎茸も生で大丈夫ですか?」という質問をよく頂くのですが、必ず火を通すようにしてください。海外で生のマッシュルームをサラダにしたものがたまに出てきますが、マッシュルームであっても食べて当たってしまうケースがあります。
なぜ火を通す必要があるか
きのこ類にはタンパク質分解酵素が含まれているため、生のまま食べてしまうことでお腹を壊すことがあります。※キノコ類と肉を混ぜるとお肉が柔らかくなる、みたいなやつもタンパク質分解酵素の働きです。なので、お肉を柔らかくしたあとはしっかり加熱しましょう!
タンパク質分解酵素は80℃〜100℃まで加熱すればなくなると言われておりますので、きちんと火を通すようにしてください!あくまでも菌類ですので、必ず火を通して食べるほうが安全です。
きちんと洗浄+加熱をして、最高のきのこライフをお過ごしくださいませ!